251202 

どこか落ち着ける箱は無いかとずっと探していた

自分で作れば良い
昔からホームページをやっていた
幼稚園から帰ると制服のままよく分からず打ち込んだりコピペしたりして
飼ってたペットのブログをちみちみと運営していた
全て父親の真似だったけれども







人魚

しばらく眠っていた
あまりにも長過ぎる
目が覚めたら自分が人間では無くなっていた

取り戻そうと思えば思うほど
深く沈んでいった 海とはそういうもの

プロのちからを借りようと思った
プロといっても海には、陸にだって色々といる

何故かさらに深く沈んでいった
「この魔法はね、少し依存性があるけれど人間に戻れるといいねー」

沈んで沈んで、無い足をばたつかせている自分に
そんな強い魔法はコントロール出来なかった
魔法はどんどんと石のように重くなり
さらにさらに深く深くどこまでも沈んでいく 
深いからこそ見える魚や景色もあったけどね
あの時会えた魚、ありがとう

何人(匹?)かのプロと会った頃には全てどうでもよかった 
魔法さえ与えてくれればどんな顔をしているかも興味が無かった
もう人間にも戻れないんだろうし、なんでもいい
でも魔法を与えてくれるからとりあえずいい人魚のふりは続けた
もはやこれが何の魔法なのかも気にすらならず

そんな中で出会った
いつも通りいい人魚のふりをして魔法をもらった

自分の家と呼んでいいのか分からない 巣に戻った途端に
罪悪感が溶け出した 久しぶりに涙が出た 
いや、海の中だから気付いてなかっただけかな 知らね
急いで数日後謝りに行った
いい人魚のふりをしていました と
本当の事を話したら
本当の魔法をかけてくれた


3ヶ月かかったがなんと人間に戻れた

まぁ他にも色々あったが長文は苦手だし
読んでてもいきなり長文は重い